胸郭は12個の胸椎と左右対称の肋骨、胸骨で形成されています。
胸郭の正しい配置は、前回お話ししました背骨の湾曲を保っておくことにもつながります。
胸郭は息を吸うときや、腕を持ち上げるときに上に持ち上がったり広がったりしやすいです。
仰向けになって確認してみましょう♪
まずは骨盤ニュートラルにしていきます。腰と床の間は手のひら一枚分開けてアーチを作っておきます。
この時胸が天井に向かって上がりやすいです。
よって背中上部と床に隙間ができてしまい、胸郭が安定していない状態です。
安定させるため、腰のアーチをつぶさずに背中上部の胸椎を床方向におろしていきます。自然に行いましょう♪
この状態でグループレッスン、パーソナルトレーニングを行うことでより効果が得られます!
次回は肩甲骨の動きと安定についてお話いたします(*^^*)
皆様のご参加お待ちしております!
OLUTANA pilatesのグループレッスン、パーソナルトレーニングで使う骨盤の位置は大きく2つに分かれます。
①ニュートラルポジション
②インプリントポジション
私たちの背骨(脊柱)はS字に湾曲しています。
首・前湾
胸・後湾
腰・前湾
尾てい骨・後湾
となっております。
腰の骨が前湾をキープしている状態が骨盤のニュートラルです。
骨盤に意識を向けると姿勢が整い、動きがより適切になります。
ニュートラルをキープしながらレッスンを行うことが重要になります♪
↓姿勢の作り方を確認していきましょう!↓
①ニュートラルポジション
骨盤のニュートラルは仰向けに寝た状態で確認していきます♪
1.両手で三角形を作り骨盤にある少しごりごりした骨に手首を、作った三角形の頂点を恥骨に置いていきます。親指はおへその少し下に来る位置です。
2.その三角形が天井と平行になるところがニュートラルポジション。
三角形の真ん中にビー玉を置いて転がらないようにするイメージです♪
もう一つの確認方法は、背中と床の間に手のひら一枚がギリギリ入るスペースが開いていることです。
手のひらが簡単に入ってしまうと骨盤が前傾しており腰が反っている状態です。
腰を痛める原因になるので注意しましょう。
②インプリントポジションは、先ほど作った三角形の中のビー玉を自分の頭方向に転がすように骨盤を後傾させるポジションです。
ニュートラルよりも骨盤が安定しやすいので両足が床から離れているワークを行うときや、ニュートラルで腰が痛い方はこちらのポジションでもOK!
骨盤の配置+前回お伝えした呼吸法を用いることでより大きな効果が得られます。
動きに慣れてきた方はぜひ意識しながら行ってみてください♪
皆様のご参加お待ちしております(*^^*)
OLUTANA pilatesでは、グループレッスンや、パーソナルトレーニングで呼吸を大事にしながら動くことをポイントにして行っております!
まずはじめに、呼吸法は大きく2つに分かれます。
➀お腹に呼吸を入れる腹式呼吸
②肋骨を広げて胸に空気を入れる胸式呼吸
マシンピラティスでは、②胸式呼吸を使って動いていきます!
胸式呼吸を正しく行うことで筋肉に酸素を効果的に送り込むことができ、身体を、無理なく最大限の効果を引き出しながら動かすことができます!
腹式呼吸ではおなかが緩んでしまうため、深層筋を使う胸式呼吸が基本となります(*^^*)
⬇胸式呼吸の方法を簡単にご説明します⬇
まずは、吐く息でお腹を薄くします。
お腹を薄めたまま肋骨を前後左右に広げるイメージでお腹に空気が入らないように胸で呼吸をします。
肩に力が入りやすいのでリラックス♪
浅い呼吸になりやすいので注意していきましょう♪
単純な動作でも呼吸に気をつけるだけでより大きな効果が得られます!
慣れてきた方はぜひ胸式呼吸を意識してレッスンに参加してみてください♪
次回は骨盤の配置についてご説明します☆
皆様のご参加お待ちしております(^o^)